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メイクの技術・コツを取り入れることで、私たちの顔は簡単に変えることができます。男性を女性の顔に変えたり、有名女優の顔に真似てみたりなど、それだけメイクには「化ける力」があるのです。

特殊メイクや女優さんのようなメイクは素人には難しいかもしれませんが、「美白に見せるメイク」は誰でも簡単にできます。

突然ですが、以下のイラストを見てどちらの女性の方が肌が白く健康的に見えるでしょうか。

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左側の女性の方が肌は白く、健康的に見えます。左側の女性はコントラストがはっきりしている一方で、右側の女性は全体的に顔がぼやけているように見えます。

実はこのイラスト左右で違うのはリップの色のみです。口紅の色を変えるだけでも、これだけ見た目の印象が変わってくるのです。

メイクで色を加えるのは口紅だけではありません。アイカラー、チークも色によって顔全体の印象を大きく変えることができます。

今回は「美白に見せるメイク」というところに重点を置いて説明していきます。そして、ベースメイクとポイントメイクの2つに分けて述べます。

美白に見せるベースメイク

ベースメイクでは下地、ファンデーション、コントロールカラー、コンシーラーの選び方・使い方についてポイントを説明します。

下地でくすみを消す

年齢を重ねるごとに目のまわりのくすみが目立つようになってきます。目のまわりの皮膚は他のパーツに比べて薄いので血行不良や色素沈着によるシミができやすく、くすんでみえるのです。くすみがあると美白のきれいな肌には見えません。

くすみを消すには下地が重要です。下地には肌の色を補正するために、ピンク系、パール系、ブルー系、グリーン系などさまざまな色が販売されています。しかし、全てを揃えて肌悩み別に塗っていては時間もコストもかかります。

そこでおすすめは「ピンク系の下地」を購入することです。ピンク系の下地は目の周りのくすみを補正してくれます。そこで、目の周りを囲むようにピンク系の下地を薄く塗りましょう。他の部分には塗る必要はありません。

ピンク系の下地で目の周りのくすみを消すことによって肌色が均一になり、印象が一気に華やかになります。

肌は白く見せることより、ツヤ・立体感を出すことを意識する

次にベースメイクの基本となるファンデーションについてです。「美白を意識するのであれば、とにかく白い色を選ぶ」と考える方もいらっしゃるかもしれません。ただ、ファンデーションは自分の肌に合った色を選びましょう。無理して明るい色を選ぶと首との色が合わなくなり、白浮きして見えるだけです。

ファンデーションの色選びで明るい方にするか、暗い方にするかで迷ったときは、暗い方を選ぶようにしましょう。肌作りの最後にのせるフェイスパウダーで全体を明るく見せることができるので心配いりません。

続いてファンデーションの種類についてです。ファンデーションには大きく分けてパウダータイプのものとリキッドタイプのものが存在します。ツヤ肌をつくるのであれば、リキッドファンデーションを選ぶようにしましょう。

最後にツヤ肌のための塗り方のポイントです。全体にたっぷり塗るとどうしても厚みがでてしまい、ボテっとした平面的な印象に仕上がります。肌にツヤ、立体感を与えるには、「ファンデーションの厚みを変える」ことが重要です。目の下から頬骨を通ってこめかみまでの部分を厚めにきれいに塗りましょう。

それ以外の油分の多いTゾーン(おでこや鼻)や頬骨の下は薄めに塗りましょう。こうすることで目の下、頬骨の高い位置の肌のツヤが強調され、逆に頬骨の下の部分はくぼんで凹凸がはっきりします。つまり顔に立体感が生まれるのです。

シミはコンシーラーでカバーを

シミがリキッドファンデーションで目立たなくなるのであれば、もちろんコンシーラーをわざわざ使う必要はありません。コンシーラーはファンデーションとなじませるのが難しいからです。

コンシーラーはリキッドファンデーションを塗る前につけた方が後から塗るよりも簡単です。あまり広範囲に使用せず、必要な部分にのみつけて筆や指で軽くポンポンとなじませましょう。

美白に見せるポイントメイク

続いて美白に見せるポイントメイクのテクニックについてです。肌を明るく白く見せるには「自分に似合う色選び」をすることが大前提になります。ポイントメイクの中でも色選びが必要なアイカラー、口紅、チークについてみていきましょう。

ベージュ系のアイカラーを選ぶ

アイカラーの色選びは非常に難しいです。肌の色、目の色や髪色、その人の持つ雰囲気によっても左右されるからです。自分の好きな色ではなく、自分に似合う色を探さなければなりません。

日本人が避けるべき色はピンク系のアイカラーです。目が腫れぼったく見え、一般の人は似合いません。どうしても使用したい場合は目尻に細く少しだけ加える程度にしましょう。

逆に日本人が誰でも似合う色がベージュ、ブラウン系のアイカラーです。しかし、ベージュやブラウンにも赤系、青系というように色の系統があります。どの色が合うのかについては、1回ずつ試してみるほかありません。自分に似合っている色は、目元につけたとき健康的で肌が明るく、なじんで見えます。

逆に似合わない色であれば、目が腫れぼったく見えたり疲れているように見えたりします。実際に試してみて、自分に似合うベージュ・ブラウン系統のアイカラーを見つけましょう。自分で判断できない場合はコスメカウンターで相談すると、BA(ビューティーアドバイザー)さんが教えてくれるはずです。

自分に似合う色が見つかったら、目元でグラデーションをつくってみましょう。アイカラーのパレットには2~3色の色が入っていると思います。一番薄い色を目元全体に広げ、目元に近づくにつれて徐々に濃くしていくとグラデーションができあがります。グラデーションをつくることで目元を立体的にして、ホリを深く見せることができます。

肌を白く見せたいのであれば濃い色の口紅を選ぶ

最初に見せたイラストのように、濃い色の口紅の方が肌は白く見えます。ただしこれも似合っていなければ、ただの唇お化けになってしまいます。口紅の色もオレンジ系、ピンク系、赤系というように色の系統があるので自分が似合う系統の中で濃い色をつけてみましょう。

このとき注意して頂きたいのは、ポイントメイクは「足し算・引き算が重要」ということです。リップを濃い色にするのであれば、アイメイク、チークの色は少し抑えましょう。そうしないとケバくなってしまいます。

逆に、リップの色を淡くするのであればチークを濃くしてみたり、アイカラーの色を濃くしたりするのもよいでしょう。

チークの色はサーモンピンクに

チークにも色の系統が3つ存在します。オレンジ系、ピンク系、レッド系です。これも肌の色、髪色、目の色などによって似合う色が変わってきます。しかし、たいていの日本人が似合うといわれている色が存在します。それは「サーモンピンク」です。これはチークに限らず、リップや洋服にもいえることです。

サーモンピンクのチークが似合わないようであれば、オレンジ系かレッド系をつけて肌の明るさを比べてみましょう。

まとめ

メイクは選ぶアイテム、色によって最終的な顔の印象が大きく変わります。美白に見せるためには、ベースメイク・ポイントメイクのコツを抑えることが大切です。特にポイントメイクでは自分に似合う色をつけることで肌を明るく、美白に見せることができます。

また、私たちの顔は年齢と共に少しずつ変わってきます。20代の頃似合っていたメイクが30代や40代になっても似合うとは限りません。むしろ、少しずつ年齢に合わせて変えていく必要があります。

例えば、若い女性を中心に人気な「タレ目メイク」がありますが、これを40代になって続けてしまうと目元がたるんで見えてしまいます。むしろ「ツリ目メイク」を取り入れる必要があります。

このように美白に見せるメイクだけではなく、「シワを隠すメイク法」や「マイナス5才肌」といったメイク法についてもぜひ勉強してみてください。