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自分では自覚していないのに「疲れていない?」「顔色悪いよ」と、他人から指摘された経験はないでしょうか。

これは、くま・くすみが原因かもしれません。顔にくま・くすみがあるときとないときでは、顔の印象は大きく変わってきます。くま・くすみがあると疲れて見えたり、顔色が悪く見えたりします。場合によっては、老けて見えることもあります。

美白ケアを入念にしても、くま・くすみがあると台無しになってしまいます。

くま・くすみにはそれぞれタイプが存在し、原因・ケア方法は異なってきます。「今はくま・くすみが存在しない」という方であっても、年齢と共に目立つようになってしまいます。あなたのくま・くすみがどのタイプなのかを見極め、正しいケアを行っていきましょう。

目元の印象を変える「くま」の撃退方法

目の下にできるくまには「青ぐま」「黒ぐま」「茶ぐま」の3タイプが存在します。それぞれの原因、ケア方法について解説していきます。

青ぐま

青ぐまは、寝不足や冷えなどによって血行不良が生じることでできるくまです。目のまわりの血管の血流が滞ることで青っぽく見えます。

このとき、血行促進で青ぐまを撃退することができます。目元の血行促進のみを考える方もいらっしゃるかもしれませんが、青ぐまができているときは顔全体の血行が悪くなっています。

目元は他のパーツに比べて皮膚が非常に薄く、血管の状態が透き通って見えるため血行不良が目立ちます。そのため目のまわりだけではなく顔全体、さらには体全体の血のめぐりを良くしましょう。

血液循環を良くするには、適度な運動、入浴をしましょう。適度な運動とは、ウォーキングやヨガなどがおすすめです。また、顔のケアにはホットタオルツボ押しが効果的です。

ホットタオルは、電子レンジで簡単に作れます。タオルを水で濡らしてよく絞ってから、クルクル巻いてサランラップかジップロックなどに入れましょう。500ワットの電子レンジで1分間加熱すれば完成です。火傷に気をつけて取り出し、肌に乗せて気持ちいいと思える温度に冷ましてから顔の上にのせましょう。

素肌の状態であればホットタオルはいつ使用しても問題ありません。目を休める効果、リラックス効果もあるので就寝前の使用が効果的です。

顔の血行促進といえば、「マッサージ」を思いつく方もいらっしゃると思いますが、素人がマッサージをすることはおすすめできません。

顔にはさまざまな筋肉、老廃物を流すためのリンパが分散しています。顔をマッサージするときに力の方向、強さを間違えると肌の構造が破壊されてたるみやしわの原因になったり、老廃物が溜まったりして肌に悪循環が生じてしまいます。マッサージは、解剖学に基づいた知識をもつプロの方にしてもらうことをおすすめします。

また、冷え性の人は体質改善を図らなければなりません。体を冷やさないように心がけ、生活習慣から見直しましょう。

すぐに青ぐまを目立たなくしたいというときは、メイクのときにコンシーラーを使用しましょう。ファンデーションの前にカバー力の高い固形のコンシーラーを使ってカバーし、その後パウダーファンデーションを塗るようにしましょう。

固形コンシーラーの後にリキッドファンデーションを塗ると、どうしても「厚塗り感」がでてしまいますのでパウダーファンデーションにしましょう。

黒ぐま

黒ぐまの原因は、たるみとむくみです。前述した通り目元は皮膚が薄いため、年齢と共に弾力を維持するコラーゲンが減ることで、たるんでしまいます。それが影となって黒く見えてしまうと黒ぐまになります。また、そこにむくみが加わることでさらに黒ぐまが目立つようになってしまいます。

黒ぐまのケアにはレチノール配合のアイクリームを使用しましょう。レチノールとは、ビタミンAの一種でコラーゲンを増やす作用があります。また、レチノールはシワにも効果があるので、たるみによる影を改善するだけでなく、目元のシワも減るという一石二鳥の働きが期待できます。

ただし、レチノールは紫外線に弱い成分ですので夜のお手入れのみに使用しましょう。レチノール配合のアイクリームがない場合は、レチノール配合のクリームや美容液を目元に少し多めに塗るだけでも問題ありません。

またむくみは、「冷たい飲み物の摂取を控える」「塩分を摂りすぎない」ように気をつけるようにしましょう。さらに血行を促進することも大切です。青ぐまの項目で記載している「適度な運動」「入浴」「ホットタオル」「ツボ押し」などを取り入れてみましょう。

茶ぐま

茶ぐまはメラニン(シミの元になる色素)が原因です。紫外線によるシミや、物理刺激によって色素沈着したシミが、年齢と共に目の下で茶ぐまとなって目立つようになります。

茶ぐまは美白ケアで改善されます。目元のシミに入念に美白スキンケア剤を塗布するようにしましょう。また、物理刺激による色素沈着は自分の日常生活でのクセが原因の可能性があります。

「目を強くこすってしまう」「アイメイクを落とすとき力をいれてしまう」など思い当たることはあるでしょうか。目元は皮膚が薄いので、その分だけ負担もかかりやすいのです。目元をさわるときはやさしく、力をいれないように意識しましょう。

手っ取り早く茶ぐまのメラニンを排泄する方法として、ピーリングという手段もあります。ただし、皮膚が薄いためやり方を間違うと逆効果になる恐れもあるのであまりおすすめはできません。

顔色を悪く見せるくすみの撃退方法

くすみは「皮膚が厚くなっている」「乾燥している」「血行不良」の3つが原因です。

皮膚が厚くなっている

皮膚が厚くなるのは「角質肥厚(かくしつひこう)」とも呼ばれ、肌の生まれ変わりがうまくいかずに死んだ肌細胞が表面に溜まっている状態のことです。皮膚が厚くなるため本来の血色が隠れてしまい、くすんで見えます。

角質肥厚によるくすみにはピーリングが効果的です。ピーリング効果のあるスキンケアアイテムを使用するようにしましょう。

乾燥している

乾燥した肌はグレーのように見えます。逆にしっかり保湿された肌は健康な白い肌に見えます。

乾燥には「十分な保湿」と「保湿をキープできる状態をつくる」という2つが重要です。

十分な保湿をするにはパックがおすすめです。さまざまなパックが存在しますが、むくみが気になるときには手軽に使用できるシートマスクを継続使用しましょう。

シートマスクは「この成分が配合されているもの」というような、選ぶ際のポイントは特にありません。それよりもお財布に優しく、継続使用できるものを購入しましょう。一点注意していただきたいのが、シートマスクをつける時間です。

長ければ長いほどいいわけではありません。つけている時間が長すぎると肌の水分がシートの方に逆に吸収されてしまうので気をつけてください。10分程度で外すようにしましょう。

シートマスクで十分な保湿をしたら、セラミドが配合されたクリームでフタをするようにしましょう。セラミドには水分の蒸発を防ぐ働きがあります。肌に水分を閉じ込めるために、セラミド配合のクリームを最後に塗るようにしましょう。

血行不良

顔が血行不良の状態だと、血色が悪くなり肌がくすんで見えます。血行不良にはくまの項目で説明した通り、「血液循環を良くする」「適度な運動」「入浴」「ホットタオル」「ツボ押し」などを行うようにしましょう。

そして冷えは女性にとって健康、美容をおびやかす敵です。体を冷やす食べ物(トマト、きゅうり、ナス)は避け、体を温める効果のある食べ物(ネギ、生姜、人参、かぼちゃ)を積極的に摂取するようにしましょう。

青ぐま・茶ぐま、くすみに効くツボ

ツボ押しは3つのルールさえ守れば、難しい技術や知識も不要です。もちろん、素人でも簡単にできます。

その3つのルールとは、以下のようなものがあります。

  1. スキンケアの後に行うこと
  2. 爪を立てず、指の腹で押すこと
  3. 3秒ゆっくり押して、パッと離すこと

それでは、青ぐま・茶ぐま、くすみにそれぞれ効果のあるツボを紹介します。

青ぐま・黒ぐまに効くツボ

青ぐま・黒ぐまに効くツボは目の周りの血行を促進する他、筋肉に刺激を与え、たるみにも効果があります。

・晴明(せいめい)

左右の目頭にあるくぼみです。目が疲れたときに自然にこのツボを押す方もいらっしゃると思います。目の不調全般に有効ともいわれているツボです。

・球後(きゅうご)

目の下側を4等分して目じりから1つ目に位置する骨のふちの部分です。加齢によって目が垂れてくるのを防ぐ効果もあるといわれています。

・四白(しはく)

黒目から真っ直ぐ下がった、小鼻の水平線上にあるくぼみの部分です。青ぐま・茶ぐまだけでなく、くすみにも効果のあるツボです。

・瞳子りょう(どうしりょう)

目尻の端にあるくぼみに存在します。充血やまぶたの痙攣にも効果があります。特に黒ぐまに効くといわれています。

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くすみに効くツボ

くすみには顔全体の血めぐりをアップさせるツボを押しましょう。

・下関(げかん)

もみあげのあたりに、口を開けると出っ張る部分があります。それが下関です。下関はくすみ以外にも顔全体のたるみ、ぼやけたフェイスラインをきれいにする効果もあります。

・承奨(しょうしょう)

下唇のすぐ下で中央のくぼんだ部分です。承奨以外は全て左右対称にツボが存在しますが承奨のみ顔の中心にあるため1つです。むくみやたるみにも効果のあるツボです。

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これらのツボを3つのルールを守りながら1日3~5回押すようにしましょう。

まとめ

美白の邪魔をするくま・くすみは早めにケアをしましょう。まずは原因を特定し、どのタイプのくま・くすみなのか調べましょう。その上で、青ぐまは血行促進を、黒ぐまはレチノール配合のクリームとむくみ対策を、茶ぐまは美白ケアを行いましょう。

くすみの場合は、角質肥厚にはピーリング、乾燥には保湿、血行不良には血行促進と冷え対策を行うようにしましょう。

また、美容だけでなく、さまざまな効果を得られることができるツボ押しも取り入れてみましょう。場所さえ正しく把握すればお金もかからない簡単な美容ケアです。


美白で失敗しない化粧品の選び方とは

シミやそばかすを退け、美しい美肌を目指すときに美白化粧品は欠かせません。化粧品に含まれる美白成分を活用することで、ようやく美しい肌を手にすることができます。

もちろん、このときは紫外線対策や生活習慣の改善も必要です。ただ、生活面での対策をすれば問題ないのかというと、それでは不十分です。美白化粧品を活用して、適切な美白対策をしなければいけません。

例えば、病気のときは「体の自然治癒力」に頼るだけでは不十分であり、薬によって症状を抑えることでようやく改善していきます。これと同じように、美白になるように化粧品によって補佐する必要があります。

ただ、美白化粧品は世の中にたくさん存在します。ただ、人によって肌質は大きく異なるため、適した化粧品はそれぞれ違います。そこで、どのような美白化粧品が良いのか厳選して掲載しました。化粧品選びでの失敗を避け、効果的な美白を実現させましょう。