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たくさんの高級な化粧品を使用して、どれだけお手入れ時間を費やしても、スキンケア化粧品の正しい使い方を知らないとその効果を得ることはできません。逆に間違った使い方をしていると、肌は美しくなるどころか老化の方向へ進んでしまいます。

それでは、せっかく購入したスキンケア化粧品の働きを引き出すにはどうしたらよいのでしょうか。実は、スキンケア化粧品の効果を高めるテクニックがいくつか存在します。このテクニックさえ知っていれば、お金も時間もかけずに美肌を手に入れることが可能です。特に難しい知識や技術は必要ありません。

これからスキンケア化粧品の効果を高めるテクニックを紹介するので、ぜひ習得してみてください。

スキンケア化粧品を塗るときのテクニック

スキンケア化粧品を肌につけるときも、効果を引き立たせるためのポイントがあります。簡単なテクニックですので、取り入れてみてください。

コットンを使用せずに手を使う

あなたはスキンケア化粧品を塗るとき、コットンを使用しますか。それとも手で直接塗布しますか。コットンを使用しているのであれば今日から手で塗るようにしてください。その理由は2つあります。

1つ目はコットンの繊維による刺激です。コットンはやわらかい素材でできていますが、細かい繊維から構成されており、その繊維が肌に刺激を与えてしまいます。

また、化粧水や乳液を浸透させるためにパッティング(叩く)しながら塗る方もいらっしゃると思います。肌は優しく触れることが基本です。コットンで叩いたり、こすったりすることで炎症を起こし、その炎症がそのまま色素沈着してシミができることもあります。

もちろん、全てのスキンケアでコットンの使用をおすすめしないわけではありません。コットンを使用したローションパックやピーリング用の化粧水(ふきとり化粧水)、乳液などでピーリングする際は使用して問題ありません。

ローションパックは肌の上にコットンを載せるだけですので肌に刺激を与えません。ピーリングについては毎日使用するものではないので、「力をいれすぎないこと」「コットンにたっぷりのピーリングアイテムをつけること」を守れば大丈夫です。

2つ目は手で塗布することによる肌への効果です。

あなたは「お手当」という言葉を聞いて、どのようなことをイメージするでしょうか。私たちはケガをしたり、体のどこかが痛かったりするときなど無意識にその部分に手を当てていると思います。また、小さいころに、痛いところにお母さんが手を当てることで痛みがなくなったというような経験はないでしょうか。

昔の人は手を当てることで本来体に備わっている自然治癒力(自分で病気を治そうとする力)を引き出せると考えていました。実際、手を当てることは自然治癒力を高めるだけでなく、安心感を与えるとも言われています。

つまり、手を使ってスキンケアをすると、肌と触れあうことで肌の調子を整え、リラックスできる効果を期待できるのです。ただし、スキンケアのさい、手を清潔にしてから始めることが大前提です。

さらに、手を使うメリットはもう一つあります。それは「スキンケア化粧品を温めることができる」ということです。肌に塗布する化粧水、乳液、クリームは皮膚の温度よりも冷たい状態です。浸透力を考えると、温かいものの方がより肌に浸透します。

ただし、「温かい方がいいなら電子レンジで温めてみよう」というようなことは絶対しないでください。高温の熱によって美容成分だけでなく、アイテムそのものが変性してしまう恐れがあります。

スキンケア化粧品を塗布する前は、一度手の平で温めてから塗るようにしましょう。そして塗布後も手のぬくもりとやさしい力によって、化粧品の美容成分が少しでも浸透するように、手の平で優しくハンドプレスしましょう。

塗るタイミングに気をつける

洗顔後、お風呂上りは、なるべく早くスキンケアアイテムを肌につけましょう。一刻も早く体を拭いて、髪の毛を乾かしたい気持ちもわかりますが、肌に何も塗らずにドライヤーなどを当てる行為は肌の自殺行為に等しいといえます。

なぜならお風呂上りの肌は、皮脂や細胞間脂質など肌のバリア機能を高めている脂質が洗浄によって洗い落ちてしまい、肌の内部にある水分は非常に蒸発しやすい状態になっているからです。

そこへドライヤーを当てると肌は極度に乾燥し、カサカサになってしまいます。こうした習慣はシワの原因にもつながります。

また、化粧水だけ塗布して安心してドライヤーを始める方もいらっしゃると思います。しかし、化粧水はほとんどが水分ですので、油でフタをしなければすぐに乾いてしまいます。さらに水分は蒸発する際に「気化熱」と呼ばれるエネルギーが発生し、その熱によって肌の内部にある水分も奪われてしまうようになります。

つまり、化粧水を塗布した状態でドライヤーの風に当たると、化粧水と共に肌に元々ある水分まで蒸発して奪われてしまいます。そのため、ドライヤーの前は「化粧水→乳液まで塗布する」あるいは「乳液のみ塗ってドライヤー」の順を心がけましょう。

中には「ドライヤーをしている間に化粧水が浸透するのを待っている」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、浸透を待っている間にドライヤーの熱とさらに気化熱によって多くの水分が蒸発してしまうのです。

化粧水のあとはすぐに乳液や美容液をつけるようにしましょう。

伸ばす方向・量に気をつける

スキンケア化粧品を肌の上で伸ばす方向は特に大切です。必ず顔の「内から外側」「下から上側」へ伸ばすように意識しましょう。逆向きに力を加えると老廃物が溜まったり、たるみの原因にもつながったりします。また、力をいれすぎないようにしましょう。力が強いと肌の構造が壊れてしまいます。

さらに、「乳液を塗りながら顔のマッサージをしましょう」というような文章をインターネットや雑誌などでも見かけますが、素人がマッサージをするのはやめましょう。顔の筋肉の位置などを知らずに、力を入れて動かすと肌の構造を壊してしまうからです。

続いて、スキンケア化粧品を塗布する量についてです。量は顔のパーツによって調整しましょう。例えば、皮脂分泌の多いおでこや鼻はクリームなど油分を多く含むアイテムの量は減らしましょう。

逆に乾燥しがちな頬は、たっぷり塗るようにしましょう。また、目じりのシワ、ほうれい線など気になる部分は少し多めにクリームを塗るとよいです。

朝のスキンケアで注意すべきこと

美容に力を入れている人ほど、朝のスキンケアも張り切ってしまうところだと思います。しかし、間違った朝のスキンケアは、メイク崩れや肌荒れ、シミの原因につながることもあります。

丁寧なスキンケアがメイク崩れを招く

朝のスキンケアは、夜ほど丁寧にする必要はありません。むしろ油分の多いクリームやオイルなどを使用するとメイク崩れの原因になります。肌が内側からふっくらするように化粧水をたっぷり使うことは大切です。メイク前にシートマスクで潤いを与えるのもおすすめです。

しかし、美容オイルを塗ったり、油分の多いクリームを使ったりするのは避けましょう。また、「リッキドファンデーションなどにオイルを1滴加えて使用する」といった裏技が雑誌やネットで紹介されているのを見かけますがこれもおすすめできません。

リキッドファンデーションは本来まじりあわない油と水と粉をバランスよく配合して安定に保っています。そこへオイルを加えてしまうと、バランスが崩れて肌の上で成分が分離してしまう可能性があります。

紫外線に弱い成分は使わない

また、朝使用するスキンケア成分にも注意が必要です。

「光毒性」という言葉をご存知でしょうか。光毒性とは、紫外線に反応して肌に日焼けや炎症、かゆみなどのダメージを与える性質のことです。スキンケア商品の中には、この光毒性をもつ成分が配合されているものがあります。

例えば肌のたるみやシワに効果があるといわれている「レチノール」は光毒性をもっています。レチノールは、目元用クリームや美容液などによく配合されています。レチノール入りのスキンケアアイテムは夜のみ使用するようにしましょう。

また、エッセンシャルオイル(精油)の中にも光毒性をもつものがあります。ベルガモット、レモン、グレープフルーツの精油はリラックス効果や集中力を高める効果があるとしていずれも人気の精油ですが、体や肌につけて日光に浴びるのは避けましょう。光毒性によってシミがつくられてしまいます。

さらに、私たちが普段食べている食べ物の中にも光毒性をもつものが存在します。きゅうりやレモン、パセリなどです。「余ったきゅうりを活用し、きゅうりパックをする」などの美容法もありますが、日中は決して行わないようにしましょう。

美白効果を高めるスキンケア方法

最後に美白効果を高めるスキンケア方法について紹介します。

スキンケアのアイテムは「化粧水→乳液→クリーム」が一般的な使い方です。この間のどこかに美容液が入ります。基本的には「水分の多いものから順に肌につけて、最後に油分の多いクリームでフタをする」といった流れを推奨するメーカーが多いです。しかし「乳液→化粧水→クリーム」という順序を推奨するメーカーも存在します。

一般的にクリームは最後に塗るものです。なぜなら、最初に塗ってしまうと肌にフタをしてしまうので、化粧水が浸透しないからです。

では、化粧水、乳液、美容液の中でどのアイテムを一番に塗布すべきなのでしょうか。実はどれが正しいといった正解はありません。

しかし、肌の弱い人、肌荒れしている人は化粧水から使用するようにしましょう。化粧水はほとんどが水分で構成されており、乳液やクリームのように乳化剤(油と水を混ぜ合わせるための成分)は使われていません。油分もほとんど含まれていないので肌への刺激が少ないといえます。

洗顔後、一番につけるアイテムが一番浸透すると考えてください。よって肌の弱い人、肌荒れしている人はなるべくシンプルな成分が配合された化粧水から使用するようにしましょう。

肌の調子がいい人、敏感肌でない人は、「効果の出てほしいアイテム」から使用するようにしましょう。

もちろん、化粧水から美容液まで全て同じブランドのものをライン使いしているのであれば、そのメーカーが推奨する使用順序に従いましょう。しかし、例えば美容液のみ美白用化粧品を使っている場合、美白美容液を一番に塗布しましょう。

ただし、油分が多いクリーム状の美容液はその後に水分が入りにくくなるので最後に塗る方がよいです。

液状の美容液であれば、最初につけることでより美容成分が肌の奥へ浸透することが期待できます。ただし、より肌が吸収する分、塗布するための量が必要になってきます。そこでコスト面を考慮するのであれば、化粧水の後、肌が十分潤った状態で塗る方がベターです。

これらについては、美白乳液も同様です。乳液のみ美白用を使用しているのであれば、美白乳液を最初に使用しましょう。

ただし、順番を変えたことで肌が刺激を感じるようであれば、浸透した成分が肌に刺激を与えている可能性があるので元の順番に戻しましょう。

まとめ

同じスキンケア化粧品を使用していても人によって効果に差があるのは、肌質によるものも大きいです。ただ、その使い方も大きく影響しています。

その中でも、「スキンケア化粧品の塗り方」「朝のスキンケア」「アイテムを使用する順序」を一度見直しましょう。

スキンケア化粧品の塗り方では、化粧水・乳液はコットンではなく手を使って塗布するようにすること、肌につけるタイミングや伸ばす方向・力加減などを意識することを心がけてください。

朝のスキンケアでは油リッチなアイテムの使用は避け、スキンケアに含まれる成分についても日中使用して大丈夫か判断しましょう。

さらにアイテムを使用する順序は効果の出てほしいアイテムを1番に肌に塗布するようにしましょう。

以上のテクニックを駆使して、いま使用しているスキンケア化粧品の効果を最大限に引き出すようにしてください。


美白で失敗しない化粧品の選び方とは

シミやそばかすを退け、美しい美肌を目指すときに美白化粧品は欠かせません。化粧品に含まれる美白成分を活用することで、ようやく美しい肌を手にすることができます。

もちろん、このときは紫外線対策や生活習慣の改善も必要です。ただ、生活面での対策をすれば問題ないのかというと、それでは不十分です。美白化粧品を活用して、適切な美白対策をしなければいけません。

例えば、病気のときは「体の自然治癒力」に頼るだけでは不十分であり、薬によって症状を抑えることでようやく改善していきます。これと同じように、美白になるように化粧品によって補佐する必要があります。

ただ、美白化粧品は世の中にたくさん存在します。ただ、人によって肌質は大きく異なるため、適した化粧品はそれぞれ違います。そこで、どのような美白化粧品が良いのか厳選して掲載しました。化粧品選びでの失敗を避け、効果的な美白を実現させましょう。

オススメの美白化粧品と特徴の違い