first-aid-1732520_640

美白を入念に行っている方でも年に1回程度、ビーチに行ったり、野外コンサートに行ったりして長時間炎天下の下で強い紫外線を浴びる日もあるかと思います。

そのようなとき、「入念に日焼け対策していたはずなのに日焼けしてしまった……」という経験はないでしょうか。特に夏は汗をかいてしまうので日焼け止めにも限界があります。衣類や帽子も紫外線カット効果は70%といわれているので完全に防ぐことはできません。

「絶対に肌を焼きたくない」というのであれば、外にいる時間を短くするほかありません。

また、強い紫外線に長時間当たらないことが一番ですが、どうしても避けられないイベントもあると思います。今から、日焼けしてしまった場合、そのダメージを最小限に抑えるための緊急ケア方法を紹介していきます。

紫外線対策を行っている人ほど紫外線のダメージを受けやすい

実は入念に紫外線対策・美白ケアを行っている人ほど、紫外線を浴びたときのダメージが大きくなるといわれています。それは、「美白ケアにより肌のメラニン(シミの元になる色素)が少ないこと」「日常の徹底したUVカットにより、紫外線を浴びることに肌が慣れていないこと」の2つの理由が挙げられます。

メラニンは肌を黒くしたり、シミをつくったりする美容の敵ですが、「肌のかわりに紫外線を吸収してくれる」という働きをもっています。そのため、例えばメラニンが生まれつき多い黒人の場合、紫外線に非常に強いといわれています。

また、年中徹底したUVカットを行っていると、いきなり大量に入ってきた紫外線に対し、色素細胞(メラニンをつくりだす細胞)が過剰に反応してしまいます。結果として大量のメラニンが放出され、たった1日の日焼けでシミができてしまう可能性もあるのです。

日焼けは火傷(やけど)と同じ状態

日焼け後に「赤く炎症している」「ヒリヒリする」などの肌状態は火傷と同じ状態です。ひどい場合は、日焼けにより水ぶくれを生じることもあります。

とにかく悪化させないために、まずは肌にこもった熱を取り除く必要があります。日焼けした部分を冷やすようにしてください。全身の場合は「水風呂に入る」「冷たいシャワーを浴びる」などの処置をしてください。ただし、長時間体を冷やすことは体によくないのでほどほどにしてください。

温めると炎症が進んでしまう場合があるので、温かいお風呂やサウナに入るのは避けましょう。

日焼け後の緊急スキンケア法

それでは、実際に日焼けしてしまった後はどのようなスキンケアを施せばいいのでしょうか。これには、「十分な保湿」や「肌の鎮静化(肌を落ち着かせること)」があります。

とにかく保湿をする

紫外線を大量に浴びた肌は、バリア機能が壊れることで水分が蒸発しやすい極度の乾燥肌状態になっています。肌の乾燥は、肌のしわ・たるみといった老化現象を招くだけではなく、シミもできやすくなってしまいます。

しっかり保湿する場合は、「シートマスク」がおすすめです。特に、冷蔵庫などでシートマスクを冷やして使用すると、肌にこもった熱を取り除けます。さらに、冷やすことにはメラニンの生成を抑制する効果もあるのです。シートマスクの上から氷を当ててクールダウンするのもよいでしょう。さらに、冷やすことで開いた毛穴の引き締め効果も期待できます。

シートマスクが家にない場合はコットンに化粧水をたっぷり染み込ませ、コットンパックをしましょう。その上から氷で冷やすとなお良いです。

余計な美白ケアはしない

日焼け後こそ、すぐに美白スキンケアを開始したいところだと思います。ただ肌が赤く、炎症を起こしている間は我慢しましょう。日焼け後の肌はバリア機能が壊れ、非常に敏感肌になっています。普段使用している美白化粧品であってもピリピリとした刺激を感じる恐れがあります。刺激を与えることで、さらにメラニンが作りだされてしまいます。

肌が落ち着くまではシンプルなスキンケアを行いましょう。パッケージの表示成分を見てなるべく成分の数が少ない化粧水、乳液、クリームを塗りましょう。クリームの代わりにワセリンを使用してもかまいません。

また、「バリア機能が壊れる=細菌が侵入しやすい」状態であることも意識してください。ニキビや吹き出物ができやすくなってしまうので肌を清潔に保つことも心がけましょう。

肌が落ち着いたら、美白化粧品を使用して美白ケアを開始するとよいです。

インナーケアをしっかり!

日焼け直後はスキンケアよりもインナーケア(体の中からのケア)を重視しましょう。

まずはサプリメントの摂取です。肌は非常に敏感になっているため、美白スキンケアは使用できません。そこで、美白効果のあるサプリメントを当日から積極的に摂るようにしましょう。

メラニン生成抑制効果のある、ビタミンC、L-システイン、ビタミンE、エラグ酸が良いです。また、肌の生まれ変わりを高めてメラニンを排出するビタミンB群などの美白サプリメントを摂取してください。

大量の紫外線を浴びることが事前に分かっている場合は、前日に少し多めにサプリメントを飲んでおくのも日焼け対策につながります。

また、日焼けをした日は、肌のためにも十分な睡眠をとるようにしましょう。「紫外線のダメージを受けた肌は、夜寝ている間に回復する」といわれています。

私たちの睡眠リズムはレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が90分のサイクルで繰り返されています。ノンレム睡眠の間、日中に受けたさまざまなダメージを回復するために成長ホルモンの分泌が行われています。

成長ホルモンは肌の細胞を活性化し、新陳代謝を高めてくれます。つまり、睡眠は壊れた肌のバリア機能の修復や、メラニンの排泄にも働きます。

日焼け後はスキンケアよりもインナーケアに力を入れるようにしましょう。

まとめ

やむを得ず日焼けしてしまった場合は、とにかく早急に肌の緊急ケアをしましょう。いつも通りのスキンケアでは肌の回復が遅れ、シミができてしまう可能性があります。

紫外線対策・美白ケアをきちんと実施している人ほど、日焼け後のケアは入念に行いましょう。

肌を冷やし、余計な美白ケアは我慢して、肌が鎮静化するのを待ちましょう。しっかり保湿することを意識してください。

外側からのケアよりもインナーケアが大切です。ビタミン類、L-システイン、エラグ酸等の美白サプリメントを積極的に摂りましょう。

質の良い睡眠も成長ホルモンを分泌させるために欠かせません。寝ている間に成長ホルモンが肌の修復をすすめてくれます。

このように早急に適切なケアを行えば、紫外線による肌のダメージを極力減らすことができます。また、肌の回復も早くなるでしょう。


美白で失敗しない化粧品の選び方とは

シミやそばかすを退け、美しい美肌を目指すときに美白化粧品は欠かせません。化粧品に含まれる美白成分を活用することで、ようやく美しい肌を手にすることができます。

もちろん、このときは紫外線対策や生活習慣の改善も必要です。ただ、生活面での対策をすれば問題ないのかというと、それでは不十分です。美白化粧品を活用して、適切な美白対策をしなければいけません。

例えば、病気のときは「体の自然治癒力」に頼るだけでは不十分であり、薬によって症状を抑えることでようやく改善していきます。これと同じように、美白になるように化粧品によって補佐する必要があります。

ただ、美白化粧品は世の中にたくさん存在します。ただ、人によって肌質は大きく異なるため、適した化粧品はそれぞれ違います。そこで、どのような美白化粧品が良いのか厳選して掲載しました。化粧品選びでの失敗を避け、効果的な美白を実現させましょう。