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スキンケアによる美白効果には限界があります。なぜなら、化粧品に含まれる有効成分の浸透には限界があるからです。

例えば肌の奥に溜まったシミの元となるメラニンは、何十年という年月をかけて肌の表面にでてきます。肌の表面の方にでてきたメラニンに対して化粧品の有効成分は働きかけることができますが、肌の奥底のメラニンに対してはサプリメントでケアする必要があります。

「早く白くなりたい」「もっと白くなりたい」からといって大量の化粧品をぬっても肌が化粧品の有効成分を吸収できる量は決まっています。「美白スキンケアはばっちり!」という方はぜひ、美白サプリメントを併せて使うようにしてみてください。

体の外側、内側から美白ケアを行うことで相乗効果が期待できます。サプリメントが体の中から働きかけてくれるため、皮膚の上から塗るような、化粧品の成分では届かないところまで必要なものを届けてくれます。

しかし、どの美白サプリメントを活用すればいいのかわからない人は多いのではないでしょうか。そこで、美白サプリメントをどのように選べばよいのか詳しくご説明いたします。

メジャーな美白サプリメント成分

美白サプリメントとして一般的によく使われている成分は「ビタミンC」「L-システイン」「ビタミンE」「ビタミンB2、B6」「エラグ酸」です。

それぞれについて、働きを説明していきます。

1. ビタミンC

ビタミンCは「アスコルビン酸」とも表記されます。シミの元になるメラニンの生成を抑制する働きと、できてしまったメラニンを除去する働きも併せもつすぐれものです。

2. L-システイン

L-システインはアミノ酸の一種で、体内で合成することができるアミノ酸です。しかし年齢と共にL-システインの生産量は減ってしまうため、サプリメントで補うことが大切です。

L-システインにはメラニン生成抑制作用があります。また、ビタミンCと共に作用することでシミの色を薄くしたり、消したりすることができます。さらにL-システインには肌の代謝を高める効果があるので溜まったメラニンを肌の外へ出す働きもします。

L-システインは単独で摂取しても美白効果を得られません。ビタミンCと共に摂取するようにしましょう。

3. ビタミンE

ビタミンEは「トコフェロール」とも表記されます。

ビタミンEには強い抗酸化力(酸化を防ぐ力)があります。メラニンの生成にはさまざまな酸化反応が関与します。ビタミンEはこの酸化反応を抑えることができるので、結果としてメラニンの生成を抑制することにつながります。

4. ビタミンB2、B6

ビタミンB2は肌の代謝を高める効果があります。肌の生まれ変わりを高めて、溜まったメラニンの排出を促進します。

ビタミンB6にも抗酸化力があるので、メラニンの生成抑制を助けます。

5. エラグ酸

エラグ酸はポリフェノール(植物がもつ天然成分で高い抗酸化力をもつ物質)の1種でザクロやブルーベリー、いちごなどのベリー類に多く含まれています。上記の4つの成分に比べると美白サプリメントで使われている頻度は減りますが、美白化粧品によく用いられている成分です。

エラグ酸は医薬部外品の美白有効成分として厚生労働省からも効果を認められている成分です。エラグ酸にはメラニンの生成を抑制する効果があります。

サプリメントでは「ザクロエキス」「ベリーエキス」と表記されることもあります。

美白サプリメントの作用を引き出す使い方

美白サプリメントでは、上記の成分を含んでいる製品を選びましょう。また、これらの美白成分に加えてメーカー独自のオリジナル美白成分が配合されているものもあります。

さて、ここで美白サプリメントの効果を高める飲み方を紹介します。

例えばリゾート地への旅行が決まっているときなど、日焼けすることがわかっているのであれば、事前(1~2日前)にこれらの美白サプリメントを多めに摂取しておくことはおすすめです。

メラニン生成の予防効果を最大限に活かすには、事前に準備しておくことで高い効果が期待できます。

美白サプリメントの賢い選び方

サプリメントの表示成分を見ても「同じ成分が並んでいて違いがよくわからない」というときは配合量を比べてみてください。

そのとき注意したいのが、1粒あたりの含有量で比較するということです。表示量をそのまま鵜呑みにしないでください。必ず表示されている配合量が「1粒あたりの含有量」なのか、「3粒あたりの含有量」なのかを確認してください。

そして、「1粒あたりの成分の配合量の多いもの」「上記に挙げた美白成分を多く含むもの」「1ヶ月あたりのコスト」を比較して、バランスのよいもの選ぶようにしてください。

美白サプリメントの注意点

実際に美白サプリメントを活用するときは注意点があります。これには、「効果」「服用のタイミング」「飲み合わせ」について考慮しなければいけません。

効果について

残念ながらサプリメントは薬ではありませんので、飲んだからといってすぐに効果がでるわけではありません。

効果を実感するためには最低でも3ヶ月以上続ける必要があるといわれています。また、飲み忘れのないよう、毎日摂ることも大切です。

さらに、分量も守ってください。効果を高めるために量を多く服用しても意味がありません。結局のところ、おしっこと共に成分が外に流れてしまうからです。逆に体に溜まりやすい性質をもっている成分(ビタミンEなど)は過剰摂取につながるので気をつけましょう。

いつ服用するべきか

サプリメントの効果を最大限に引き出すのであれば、特に服用ポイントの指示がない場合、食後の服用よりも食前または食間(食後約2時間後)、就寝前の服用をおすすめします。食後にサプリメントを飲むと成分の吸収が低下してしまうからです。

サプリメントは医薬品ではないため、強い効果はありません。緩やかな効果を最大限引き出すためには食前や食間、就寝前に服用するとよいでしょう。ただし、胃の調子がわるいとき、もともと胃が強くない人は胃に負担がかかってしまうことがあるため、食後の服用が安全です。

飲み合わせについて

サプリメントの中には、薬との相性の悪いものや持病に影響を与えてしまうものも存在します。例えば、ビタミンCのサプリメントと利尿薬(血圧を下げたりおしっこを出しやすくしたりする目的で使われる医薬品)を併用した場合、尿路結石(尿管に石が溜まり、激痛を引き起こす病気)を生じやすくなります。

他にも、サプリメントによっては、既に服用している薬に同じ成分が含まれていることも考えられます。例えば、医薬品にはビタミン剤が存在するため、ビタミンEを含む医薬品とサプリメントを重複して服用すると、過剰摂取になり健康被害を引き起こす恐れがあります。

何か服用している薬がある場合は、かかりつけの医師あるいは薬局で相談してみましょう。

まとめ

美白サプリメントでは、主にシミ・そばかすの生成を予防する、「ビタミンC」「L-システイン」「ビタミンE」「ビタミンB2、B6」「エラグ酸」の5つの成分が一般的に使用されています。

これらを含んだサプリメントを選ぶ際は、配合量と種類を比較し、コストも考慮した上でバランスのよいものを選びましょう。

さらにサプリメントの効果をより引き出すためには、食前の服用、継続することが重要です。また、日焼けをすることがあらかじめわかっているときには事前に少し多めに服用することがおすすめです。


美白で失敗しない化粧品の選び方とは

シミやそばかすを退け、美しい美肌を目指すときに美白化粧品は欠かせません。化粧品に含まれる美白成分を活用することで、ようやく美しい肌を手にすることができます。

もちろん、このときは紫外線対策や生活習慣の改善も必要です。ただ、生活面での対策をすれば問題ないのかというと、それでは不十分です。美白化粧品を活用して、適切な美白対策をしなければいけません。

例えば、病気のときは「体の自然治癒力」に頼るだけでは不十分であり、薬によって症状を抑えることでようやく改善していきます。これと同じように、美白になるように化粧品によって補佐する必要があります。

ただ、美白化粧品は世の中にたくさん存在します。ただ、人によって肌質は大きく異なるため、適した化粧品はそれぞれ違います。そこで、どのような美白化粧品が良いのか厳選して掲載しました。化粧品選びでの失敗を避け、効果的な美白を実現させましょう。